「壁の防音性を見極める方法」を視聴しました
Youtubeにて、「壁の防音性を見極める方法」を視聴しました。内容について、備忘のためまとめておきます。これからの物件選びの参考にしようと思っています。
・建物の構造の種類(3種類)
✔木造
✔鉄骨造
✔鉄筋コンクリート
・防音性が一番優れているのは、鉄筋コンクリート造
・戸境壁(隣室と面した壁のこと)の種類(4種類)
✔直壁・・・コンクリートの壁に直接クロスを貼りつけたもの
✔二重壁(GL工法)・・・コンクリートの壁に団子状にGLボンドを塗布し、石膏ボードを貼りつけたもの
✔二重壁(ふかし壁工法)・・・コンクリートの壁の前にLGS(軽量鉄骨)などの骨組みを設置し、その骨組みに石膏ボードを貼りつけたもの
✔乾式壁(LGS工法等)・・・コンクリート壁は存在せず、LGS(軽量鉄骨)などの骨組みを設置し、骨組みの間にはグラスウールを埋め込んだうえで、石膏ボードを貼りつけたもの
・戸境壁をノックして、「重く鈍い音」がするならば、防音性能に優れている。また、逆に音が響きやすいならば、防音性能に優れていない可能性があるが、あくまで、ノックをしてわかるのは、戸境壁の表面の素材までであるため、必ずしもそれだけで防音性能が無いと判断できない。
・防音性能が無く注意が必要なのは二重壁(GL工法)と直壁であり、二重壁(ふかし壁工法)や乾式壁(LGS工法等)であれば防音性能がある
・二重壁(GL工法)かどうかを判断する方法。二重壁(GL工法)はノックする場所によって音が異なる。
✔GLボンド:重い音
✔GLボンドのすきま:軽い音
・二重壁(GL工法)が防音性能に優れていない理由
①GLボンドを介してコンクリート壁へ振動が伝わる
②コンクリートと石膏ボードのすきまが狭く、その中で音が共振しやすい
・二重壁(GL工法)のコンクリート壁部分がコンクリートブロックで作られた場合、更に防音性能は下がるので注意
・直壁全てが防音性能が無いのではない。
✔築30年~40年の物件:壁厚120mm(△45dB);×
✔築浅物件:150mm以上(△50dB);○
・近隣の家賃相場よりも安い場合は戸境壁が薄い場合があるので注意
参考