(感想)進撃の巨人29巻が発売されたので読みました
「進撃の巨人」は現在リアルタイムで単行本を購入している唯一の漫画です。
「進撃の巨人」について、勝手ながら偏見で、読む前は単なるグロ漫画だと思っていたのですが、実際読んでみると、グロい表現は多いですが、基本となるテーマは戦争や人種差別に対する人々の苦悩やその解決であり、非常に奥深い内容の、大人向けの作品で、とても面白いです。
それで、先日2019年8月9日(金)、待望の新刊29巻発売日だったので、早速近所の書店で購入して読みました。やっぱりめちゃ面白い(^◇^)
〇29巻概要(公式)
巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。
「地鳴らし」を発動させるべく、ついに兵団に刃を向けた「イェーガー派」。彼らはザックレー総統を殺害し、兵団の要人を拘束。ジークのもとへ向かう。一方ジークを見張るリヴァイは、死闘の末に再びジークを捕らえる。そこで明かされるジークの真の計画とは……。
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〇目次
115話 支え
116話 天地
117話 断罪
118話 騙し討ち
〇気になった点や感想等
◆115話 支え
・回想でジークのエルディア人安楽死計画に賛同するエレン。「この世に生まれないこと。これ以上の救済は無い。」とはエレンの真意か、ジークに対する表向きの態度なのか・・
・雷槍によって瀕死のジーク。そこに突如現れる女巨人。女巨人はジークを食べるのではなく、腹に入れ、ジークを治療?します。この女の子はいったい誰?
・同じく雷槍によって重篤のリヴァイ。ハンジ曰く、内蔵損傷により死んでいるとのことだが、本当か?ハンジはジーク復活の混乱に乗じて、イェーガー派からリヴァイの死体と一緒に逃げるのだが・・
◆116話 天地
・エルディアに潜入していたピーク。エレン・ガビと接触する。ピークはガビにエルディア人の将来について説明する。ピーク「善良なエルディア人であることを証明し続けても私達が開放される日は来ない。私たちは私達の力で人権を勝ち取るしか無いの。」
・エレン側に付いたと思われたピークだったが、それは演技だった。建物屋上にて、エレンに対し宣戦布告を行う。ではガビに説いた、マーレに仕えても、エルディア人に未来が無いとは真意ではなかったのだろうか・・?それともピークにはピークなりのエルディア人救済の考えがあるのか??
◆117話 断罪
・進撃の巨人vs顎(あぎと)&車力&鎧の巨人の戦いが開戦。先のマーレ奇襲作戦で戦鎚(せんつい)の巨人の力を手にしたエレンだが、流石に兵団の援護無しに、同時に巨人3体を相手にするのは厳しい様子。マーレ側はエレンの戦鎚(せんつい)の力を使わせ、スタミナ切れを狙う。先代のダイヴァー家が使っていた道具はまだ作れない様子(能力の練度がまだ足りない?)。
◆118話 騙し討ち
・エレン間一髪のところで間に合ったジーク。3体の巨人に攻勢をかけます。
・ミカサ「エレンが真意を隠しているとして、私たちを突き放すのはなぜか」に対して、アルミン回想ののち、「まさか・・」とは?回想のシーンは単行本22巻、海を目にしたエレンのシーン。エレン「壁の向こうには・・海があって、海の向こうには自由がある。ずっとそう信じていた・・。でも違った。海の向こうにいるのは敵だ。なあ?向こうにいる敵・・全部殺せば・・俺たち自由になれるのか?」
・マガト元帥の騙し討ちによって射貫かれるジーク。射貫かれたのは獣の巨人のうなじ辺りですが、ジークの安否不明。恐らくやられてはいないと思われるが・・。このままエレンとジークが接触し、始祖の巨人の力を使うのか?
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〇次巻予告
30巻は2019年12月9日(月)発売予定。また4か月後・・長いですね。仕方がない、楽しみです。
「一人が守れる世界には限りがある。誰が残り、誰が滅びるのか・・。その刻が近付く。」
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